« 近代の拘束、日本の宿命 | メイン | いまどきの老人 »
2005年09月17日
帯をとくフクスケ―複製・偽物図像解読術
中央公論社 荒俣宏
88〜89年に雑誌「マリ・クレール」に連載されてたエッセイだそうです。
「潜水マスクがない頃の海中事情」が興味深かった。西洋人は海中を断面に書いているのに対して、北斎はごく自然に上から覗き込んでいる。
最後までは解説しないで、余白を残して話が終わるのもいい。
投稿者 chiaki : 2005年09月17日 13:47
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://irvin.s12.xrea.com/x/mt-tb.cgi/233
コメント
荒俣さん、作家の前に10年間水産会社にいたそうで、その分野はお強いようです。
水族館史も国内では3本の指に入るぐらい、研究されていますね。
投稿者 kawa-uso : 2005年09月19日 21:24
kawa-usoさん
水産会社だったのですか・・・船舶系の会社でシステムエンジニアというのをどこかで聞いたような。
荒俣さんの博覧強記ぶりはどんな経歴の裏づけも必要としないような気もしますね。
ヴンダー・カマー、これ行きたいです!!
http://www.wunderkammer.nua.jp/top.html