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2005年11月18日

D-HAUS at 広尾

dhaus-thumb今年は「日本におけるドイツ年」とからしく、ドイツ系のイベントが多いみたいです。で、旧自治大学でやっていたD-HAUSに行ってきました。
ビール証券市場という、注文するビールの価格が株式相場と同じように変動する、新しいビアレストランなんておもしろそうと思ったけど、会場が旧自治大学で、跡地というよりも学校そのままなので、レストランっていうよりは学食(笑)
写真はコンテンポラリーアートの中から。これ、ちょっと学校で見たくないよ〜。

一番印象的だったのは、ドイツ平和村の写真。各地の紛争や戦争で傷ついた子供たちを、ドイツに一度引き取って、そこで治療を受けさせて、祖国に返すというプロジェクトのようです。
頭の大部分が吹っ飛んでしまった男の子、兵士に乱暴された女の子、きれいな服を着せてもらって笑顔で帰る子供たち、の写真。
その服は親によって売られてしまうことをボランティアも皆わかっていてそれは生活のために仕方のないこと、彼らが祖国に帰ってから新しい悲惨さが待っている、という写真に添えられたコメント。

投稿者 chiaki : 2005年11月18日 19:26

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コメント

こんにちは、写真の作品ですが、私もドッキリしました。
素材は布でできているので、作品自体はやわらかい印象の作品なんですが、何か、笑いながらやっちゃ的な今の時代をものすごく風刺してるような気がしました。
作家のpatricia wallerさんはチリ出身のようですね。
http://www.patriciawaller.com/index.html

投稿者 kawa-uso : 2005年11月19日 12:22

kawa-usoさん
>笑いながらやっちゃ的な今の時代をものすごく風刺してる
なるほど〜。
廊下に展示されてた人形の接写写真ののアーティストなんかもそういわれると同じような印象でしたね。
横浜トリエンナーレなどでも感じましたが、現代アートってどこの国のアーティストなのかわかりにくいような気がします。
わたしはアーティストのバックグラウンドがわかるようなものが好みなのかもしれません。

投稿者 chimay [TypeKey Profile Page] : 2005年11月21日 12:19