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2008年11月17日

『ヤバい経済学 Freakonomics』

文句無くおもしろかったです。インセンティブで人がどう動くかということについてのLevitt教授の研究を、読み物としてライターのDubnerさんが書いています。特に興味深かったのが、子育てについてのデータが示す、「親が子育ての本を手にするころにはもうぜんぜん手遅れになっている。大事なことはずっと前に決まっているーあなたがどんな人で、どんな人と結婚して、どんな人生を歩んできたか、そういうことだ。(中略)あなたが親として何をするかはあんまり大事じゃないー大事なのは、あなたがどんな人なのかだ。」わたしは計量経済学と統計学に入門し挫折したけど、今から大学で学ぶひとたちにぜひ読んでほしい。
Amazon:『ヤバい経済学』

投稿者 chiaki : 2008年11月17日 22:14

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