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2009年05月31日

『ザ・ロード』

最初に断っておくと虎舞竜じゃないよ。コーク・マッカーシーだよ。
まだ半分しか読んでないんだけど、状況描写が読みづらくて、内容も日曜の晴れた朝にベッドの中で読むにはしんどい。しばらく読み続けて『最後の物たちの国で』を思いだしたけどあれも最後まで読んでないことに気づいた。なんなんだろ、キリスト教とか善悪とか道徳とかが描かれているようにも見えるけど、いわゆるアメリカの父と息子の物語なんだと思う。父の不在から次の世界を見せたいのかもしれない。わたしがシンパシーを抱くのは、旦那と子供を残して(おそらく)自殺した奥さんだ。何にしても両親はそろわないみたいだ。
映画化されるらしいけど見ないと思う。本は最後まで読むとは思う。
Amazon:『ザ・ロード 』

投稿者 chiaki : 2009年05月31日 20:41

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コメント

晴れた土曜日の夕方、海に着いて、お父さんが死ぬところから最後まで読んだ。最後はちょっと救われるけど、オチの甘さを指摘する声もあるようだ。

投稿者 chimay : 2009年06月07日 12:27