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2013年11月12日

『ここは退屈迎えに来て 』

同世代よりちょっと下の、地方とまではいわなくても郊外の共学育ちなら、この小説の雰囲気はヒリヒリするほどわかるのではないかと思う。この小説のせいなのかどうかは知らないけど、イオンモールと地方の商店街の衰退がネット上でトピックになっている。ふとワシントン州に滞在した2か月あまりのことを考えると、Redmondに限らずSeattle郊外は似たようなもので、モールがあって古い商店なんかはほとんどなかった気がする。若者の車離れみたいな論調もよく聞くけど、都会に出ることなくほんとうにイオンモールで満足してるならば車は必須なんじゃないかしら。
紡木たくのホットロードが実写版で映画化されるらしいけど、現代版にアレンジされるなら地方のイオンモールはきっとカットインしてくるんだろうな。

『ここは退屈迎えに来て』

投稿者 chiaki : 2013年11月12日 17:17

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