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2005年05月03日

石手寺 @道後温泉

最初に横から入ってしまったところから、間違っていたのだと思う。
竹やぶの横の道を歩いていくと水子地蔵の集団と、レンガ作りの建物にあった。壁には人が二人逆さまに吊られたような奇妙なレリーフがある。その前にはハリボテが崩れたような、怪しげな像が。あとでゆっくり見ようと思ってすすむ。
四国八十八ヶ所の五十一番札所ということで、国宝の仁王門の前までくるとたくさんの参拝者に出会ってちょっとほっとした。
霊場巡りという地図をもらって、左回りに回ってみる。重文の三重塔や護摩堂、弥勒堂などの小さいお堂がたくさんあって、絵馬堂までくるとなんかまた怪しげな雰囲気を感じる。本堂には薬師如来が奉られているようだけど、その横にひときわ涼しい風を送ってくる洞窟の入り口を発見。ほかに誰か来るのをまって、一緒に入ってみると意外と明るい。
真中までくるとなぜかフラッシュがたかれた中にトーテムポールのような木の像がたくさんある。一緒に入った人たちは気味が悪くなったのか、途中で引き返してしまう。
仕方なく一人ですすむ。
洞窟の終わりは大きな石で光をさえぎるように塞がれていたけど、ここを出たところがこの寺の裏への入り口だった。
Welcomeの看板の下を通り抜けるとまたしてもハリボテ・ガネーシャやらが現れる。さらにすすむと、金色の玉ねぎが半分建物に埋め込まれたようにある。玉ねぎの横には巨大ガンジー像が。
よく見ると玉ねぎは入り口で扉が半開きになってる。入ってみたい・・・けど一人では恐い。カップルが二組ほどいたけど、中に入る様子はない。ここは諦める。(だけど帰ってきてこちらを見て後悔。こんなのがあったんだ!)
さらに山を登ることもできそうだけど、もうおなかいっぱいだよ・・・と思っていたらお寺の幼稚園があって、その横に休憩所がある。だけどこんな像の横でゆっくり休憩できないよなぁ。
洞窟を戻らずに車道を降りて表にもどることもできそうだけど、車道脇にもこんな像が待っている。車乗っててこれみたら驚きそう。
洞窟を引き返す。寺のお土産店横で魚偏にブルーと書いて鯖大師という文字を発見。システム屋として手形に手を合わせて拝む。
人通りの多い門前の回廊ではお遍路装束店を発見。夜見たら泣きそう。
やっと本来の入り口に到着。大型バスなどもきてる。正面の天女像も今となってはさわやかでかわいらしい。
帰り道に何気なく上を向くとさらなる驚きが。とてつもなくでかい石頭が山から飛び出してる。霊場巡りの地図には書いてないけど、あれもきっとこの寺の一部なんだろうなぁ。
四国八十八ヶ所ってきっとすごいことになってそうだ。たった一つ行った寺がこんなのだから。

どうやら、あのへんてこな像たちは最近のもののようです。mixiの掲示板で石手幼稚園を卒園された方の書き込みを見ると、あんなの昔はなかったとのこと。
でもこれから増えていく可能性は大なのかも。

投稿者 chiaki : 2005年05月03日 12:00

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コメント

ガハハハハハ! 大丈夫大丈夫、他のお寺はこんなことないよ。(でも行ったの20年近く前だかんね。) 

投稿者 Washy : 2005年05月08日 04:32

Washyさん
>他のお寺はこんなことないよ
そうか・・・。残念なような、良かったような。
国宝とか重文がばりばりある寺でこんなおふざけいいのだろうか?と思ったのですが、お寺のHPとか見ると真面目にやってるみたいだし、ほんうに変わった寺でした。

投稿者 chimay [TypeKey Profile Page] : 2005年05月08日 10:20

こわい像ばっかりのお寺ですね(みんな痩身)。統一性はまったくないし。像だけ見ると日本とは思えないですね。東南アジアのどこかの国にいるよう。
バーチャル・ツアーできてでもおもしろかったです。

投稿者 m_seattle : 2005年05月08日 16:35