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2006年01月28日

サントリー山崎蒸留所

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山崎駅のホームでパンフレットを見て、急遽行くことに決めました。
ちょうど12時からの工場見学に間に合いました。土曜日のお昼なのに15人くらいは見学者がいました。
モルトウィスキーは製麦->糖化->発酵->蒸留->貯蔵->ブレンド->樽熟成という工程でできあがるそうです。
発酵は大きな木の桶で行われていましたが、中はよく見えませんでした。発酵してるっぽいやわらかく甘い匂いがしました。
写真左は銅製の蒸留釜ポットスチルです。この部屋はもうちょっとアルコールっぽい匂いだけど、いつまでも居たいくらいにいい香りです。ポットは8台くらいあったと思うけど、稼動してたのは2台で、フル稼働のときはもっと強烈に香るそうです。
写真右は熟成の部屋。寒いのだけど、適度な湿度(管理されているというよりも山崎の気候のようです)がある感じでした。樽には年代が書いてあって、一番古いものが1950年くらいのだったと思います。樽の並んだ場所の端に牢屋みたいな部屋があって、大きさの違う樽がいくつか積んでありました。これはオーナーズカスクという樽ごとお買い上げ形式のもので、いちばん小さいので50万円、大きい年代モノだと3000万円だそうです。
熟成の部屋を出ると、すごくきれいな水が流れる小さな池がありました。
で、お楽しみの試飲では、まずこの山崎の地下水をそのままと、「山崎12年」のハイボール、その後おかわりで「響」の水割りをいただきました。超うまい。今度からバーに行ったら日本のウィスキーを積極的に飲もう、とココロに決めました。
お土産にはちょっと奮発して、「樽出原酒12年シェリー樽貯蔵」を迷わず購入。
さらに、有料のテイスティング・カウンターへ。ものすごいメニュー数で、中にはわたしの生まれた1973年モノの樽出原酒(15ml・1700円)なんていうのもあって、ちょっとだけ悩んだけど、シェリー樽貯蔵酒(15ml・300円)を頂きました。これも超うまい。
ほかにお客さんが少なかったせいもあって、カウンターの女性バーテンダーさんと会話もはずんで、14時にしてすでにほろ酔い気分で蒸留所を後にしました。
山崎、絶対行って損はないですよ。

昔、横浜駅の西口に「Pot Still」というバーがありました。大学の先輩がバイトをしていたので、当時のボーイフレンドと時々行っていました。が、一度わたしがゲーゲー吐いて出入り禁止になってしまいました。数年前に一度探したことあるけど、見つけられなかったのでなくなってしまったのかな。

投稿者 chiaki : 2006年01月28日 14:00

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コメント

「何も足さない何も引かない」の山崎ですね。ウィスキーが先で駅名に使われているのか、地名からとったウィスキーなのかどっちなんでしょう?

追伸:今年の誕生日はまだアメリカにいます。いまのとこ5月帰国予定です。

投稿者 m_seattle : 2006年02月01日 13:00

m_seattleさん
ウィスキーが先だったら「鳥井」か「佐治」になってしまうのではないかと思います。
結構、高級なウィスキーだったのをはじめて知りました。
5月の帰国まで目いっぱいシアトルライフを楽しんでくださいね。

投稿者 chimay [TypeKey Profile Page] : 2006年02月01日 22:03

「山崎」大好きなウイスキーです。
免税で安ければ必ず買いますね。
ものすごくやわらかいんですよ味わいが、、、

投稿者 kawa-uso : 2006年02月02日 19:56

kawa-usoさん
国産のウィスキーは安いというイメージだったのですが高級なんで驚きました。
シェリー樽熟成15年を見ましたが、写真のように透き通ったルビー色ではなく黒っぽい感じでした。飲んでみたい!

投稿者 chimay [TypeKey Profile Page] : 2006年02月03日 12:21