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2006年02月08日

ウェブ進化論

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まるちくま新書 梅田 望夫

梅田さんのはてなのサイトはちょくちょく見ていたので、内容に驚くことはないけれど、やっぱりこうやってまとめて読むことによって思うことは多々ある。
わたしは「不特定多数無限大への信頼」を寄せていて、オープンソースへなんらかの形でコミットしていきたい、と思っていたことを思い出した。ひさびさに「伽藍とバザール」を読み直してみたいとも思った。
blogについての言及はやっぱり自分のところについて考えさせられる。新しいblogのぼんやりしたアイデアはあるのだけど、そのアイデアを誰かと共有することさえ、なかなかできない。これは今年の個人的な重点実施課題だ。また、SNSについて、わたしはmixiに参加しているけど、いまいち利用価値がわからないでいたのだけど、それに対するひとつの回答がでていたような気がする。
梅田さんは、脱エスタブリッシュメントと称して、若い世代との出会いと、彼らの才能を見失わないように担保することを自身の重要な役目だといっている。ビル・ゲイツが1955年、ラリー・ページとセルゲイ・ブリンがわたしと同じ1973年生まれ、18年周期で世代交代すると仮定すれば、次は1991年生まれになることが書いてある。10年後、自分がその世代とどうかかわっていくのか想像してみようと思う。

投稿者 chiaki : 2006年02月08日 22:09

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コメント

早速読まれたんですね。
私もこの本読みたいと思ってるんですよー。なので一時帰国する友達に頼んじゃいました。
91年生まれは今中学生ですか・・・。今の中学生が何を考えてるのか想像がつかないな。

投稿者 m_seattle : 2006年02月10日 17:01

m_seaさん
梅田さんもアメリカ在住ですが、m_seaさんのようにアメリカにいるとまた読後の印象が違うのではないかと思います。ぜひ感想聞かせてくださいね。
中学生なんてほんと、接点ないですよね。確実に子供のころからネットに親しんでる世代っていう意味では、隔世の感がありますねぇ・・・。
livedoorのblogを「はてな」に移そうかな、と検討中です。

投稿者 chimay [TypeKey Profile Page] : 2006年02月11日 14:40