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2007年01月27日

『ミスター・ヴァーティゴ』

ミスター・ヴァーティゴポール・オースター 柴田 元幸 (翻訳)
小説家には失礼かもしれないのだけど、小説の技法とかそんなことより物語自体がわたしには重要で、読んでるうちにオースターのことなんかすっかり忘れて、よかったと思う。アーヴィングとカート・ヴォネガット・ジュニアが大好きだったらきっとこれは気に入ると思います。(ミセス・Wとウォルトが再会するシーンなんて『未亡人の一年』のラストみたいだし)
「飛び続けたら物語にならないけど、実際飛び続けたように見える人間はいるけど、飛び続けた人間はいないよね」ってともだちが言ってた。Mr.Vertigo、めまいは直ったのかな?

投稿者 chiaki : 2007年01月27日 20:02

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